今年で5年目を迎えたデザインタイド トーキョーは、常に新しいものやシーンを提案するトレード・ショウ。インテリアやプロダクトの商材を中心にしながら、デザインに焦点を当てた幅広い分野の厳選された作品が集まると同時に、真摯なものづくりを続ける作家たちの新たなるアイデアの切り口を、東京から世界に向けて発信するためのエキシビションとしての側面も併せ持っている。今回のメイン会場となったのは、昨年に引き続き東京ミッドタウン・ホール。その他、都内各所のエクステンション会場で様々なイベントが展開された。
(※会期は11月3日で終了。)
会場構成を手がけたのは昨年と同じく、建築家の谷尻誠氏。日常にある、曖昧な関係性に興味があるという谷尻氏により、ひとつでありながらも多数であり、輪郭がぼやけているけれども明確に場所が形づくられている、そんな場所の関係性について考えられた会場。世界的な合成繊維メーカー、インビスタ社とのコラボレーションにより2トンを越える真っ白な綿で出来た雲で区切られた空間は、よくある見本市の画一的なブースとは違い、展示物をより魅力的に感じさせた。
谷尻誠氏プロフィール
1974年 広島県生まれ。建築家。 2000年suppose design office設立。住宅、商業空間、会場構成、ランドスケープ、プロダクトと、仕事の範囲は多岐にわたる。2008年より、広島・東京の二カ所を拠点とし、国内外合わせ現在多数のプロジェクトが進行中。
http://www.suppose.jp
今回は、DESIGNTIDEの中核となる
「TIDE Exhibition」、デザイナーが自ら商品を展示・販売する
「TIDE Market」、そしてTIDE Exhibition・Tide Marketどちらにも出展したソウル・デザイン・海外マーケティングによるプロジェクト
「Seoul Young Designers Pavilion」についてリポートする。