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 ウェブスカイドア 現代篇
 



[ 略歴 ]
1957
  札幌に生まれる
1981
  文化女子大学金属工芸専攻科修了
1994−96
  インドネシア国立芸術大学及びバリ州マス村にて木彫研修
1997−98
  鹿児島県大口市教育委員会プログラムによるアーティスト イン レジデンス


[ 個展 ]
1993,1996
2000,2002
  アートスペース貘(福岡)
1994
  INAX スペース(札幌)
1995,1998
  CEMETI 現代美術ギャラリー(インドネシア・ジョグジャカルタ)
1997
  ナショナル R-box ギャラリー(札幌)
スカイドアー・アートプレイス青山(東京)
1998
  ホワイトギャラリー(鹿児島)
旧遠矢産婦人科跡(鹿児島)
2000
  Espace Marie(フランス・パリ)
2001
  アリアンス・フランセーズ・ギャラリー(札幌)
2003
  東京顕微鏡院(東京)
2004
  北海道立文学館(札幌)予定


[ グループ展 ] (1999〜)
1999
  「Volume & Forumm」(シンガポール)
「インドネシア・チムティーアートハウス9人展」富貴堂ギャラリー(旭川)
1999〜2000
  「KENALPOT」CEMETI Art House.・プリルキサン美術館(インドネシア)
2000
  越後妻有アート・トリエンナーレ2000 松代ステージ(新潟)
2001
  札幌ドーム・アートグローブ(札幌)
「Visual poetica 2001 in Sapporo」北海道文学館(札幌)
「Print making in the future」チムティーアートハウス(インドネシア)
「Small 2」プラノトギャラリー(インドネシア・バリ)
Jakaruta art Festival Mブロック(インドネシア・ジャカルタ)
「バリ・日本芸術文化交流展」くインドネシア・バリ)
2002
  札幌の美術2002「20人の試み展」札幌市民ギャラリー(札幌)
「Visual poetica 2002 in Sapporo」北海道文学館(札幌)
「One-Fourteen」茨城県つくば美術館(筑波)
「Carte de Visite」Galerie Satelite 1(フランス・パリ)
2003
  [Hope BOX](パキスタン・カメルーン)
2004
  365枚のカード 佐藤杏子・笹井祐子・小林重予3人展
アートスペース貘・ギャラリー砂翁(福岡・東京)予定


[ パブリックコレクション ]
1995
  札幌あいの里東中学校
1998
  鹿児島県大口市
2000
  越後妻有アート・トリエンナーレ2000松代ステージ
2001
  札幌ドーム・アートグローブ
コクヨ品川本社 デザインブース
2003
  魔周厚生病院アートワークプロジェクト
さっぽろ心療内科クリニック


[ ワークショップ ]
1998
  インドネシア国立芸術大学夏季特別講座
2000
  「想いの種」を作る(道立旭川美術館)
札幌ドーム作品市民参加制作
2002
  「想いの種」を作る(こころの病を持つ伸憫・表現塾福岡)
「想いの種」を作る(北見市北網能文化センター)
2003
  「森の獣になる」(旭山キッズの会)予定
「大冒険!空飛び海越えパペットももちやんの仲間たち」(道立釧路芸術館)予定
2004
  「想いの種」物語を造形する(連立文学館)予定


[ 舞台美術 ]
1987
  劇団極「天球公園のドッチボール」作演出滝沢修
横浜ボートシアター「マハバラータ若きアビマニュの死」演出遠藤啄郎 美術協力
1989
  劇団極「ガラスの海砂の雨」作演出滝沢修
1990
  劇団極「断崖駱駝」作演出滝沢修
1993
  紅千鶴・中井二人芝居「薔薇十字軍」
2003
  ひとみ座55周年記念「鳥に聞かされた話」作演出:遠藤啄郎


6月13日までの個展会場は
東京顕微鏡院「こころとからだの元気プラザ」1階
千代田区飯田橋3丁目6−5
地下鉄東西線飯田積出ロA-2徒歩1分
日曜休廊 平日 8:00〜6:30
問い合わせ・アートナウ原子 03-3393-3500


ひとみ座公演「鳥に耶かされた話」は

6月27日 14:00〜 と 19:00〜
6月28日 11:00〜 と 14:00〜
6月29日 14:00〜 の5公演
赤坂区民センター
港区赤坂4−18−13
当日 3000円
前売り2500円
問い合わせ:ひとみ座(044)−777−2222・2225

「あたかも時を光合成するように降りてきた。‐レッドデーターの植物より」
2000年

「動かすことのできない唯一の根拠」
2002年

「ゆるやかな挑発」
1998年

「たったひとつへむかう」
1998

「光の種」
2000年

「ゆるやかにちかづきたい」
1997年

「結実の庭」
2002年

2003年個展会場 顕微鏡院 東京
小林重予

自由な果実

小林重予は神出鬼没である。札幌にいるかと思えば、鹿児島で制作をしていたり、東京で展示をしていると、しばらくするとインドネシアに行っていたり。彼女は今どこにいるのだろうと、ふと思うことがある。いまは札幌にいることが多いのだが、それでも小林からたまに便りがあると投函先はどこだろうと封をかえすことがある。遊牧民というか自由人というか、この小林から受ける印象は、彼女の作品に賦与されている種子のイメージにつながっているようだ。ふわふわとどこへでも飛んで行くような。小林の作品は珍しい果実を彷佛とさせる。その多くは彼女が惚れ込んでいるインドネシア、熱帯の植物のようだ。しかし、実際に熱帯の植物を見たことがない者にもそう思わせるのはなぜだろう。ほんのりとした色合い、まあるい感じ、しっとりとした肌合い、絡み付くような曲線、そうしたものは、北の垂直にのびた鋭い針葉樹のイメージから遠いことは確かだ。近作を見に、東京の飯田橋にあるビルに行った。画廊ではなく、ロビーの一角での展示なのだが、床に置かれ、また壁につけられた作品は観葉植物のようにあった。ごろりところがっている丸太風の作品は、よく見ると細かく手がはいっている。それは、必ずしも装飾的でなく、小林が作品を呼び起こすときの祈りの呪文のように見えてくる。そう、彼女の作品には、自然界がもつ人をやすらがせる趣がたぶんにあるのだ。それを今風に癒しとは言いたくない。
小林の作品はそれほど優しくない。時に食虫植物のようにがぶりと襲ってくる恐さもある。危険でちょっとエロチック、私たちが熱帯に対してもつあるスリリングなイメージを宿しているのだ。

〜 三上豊/和光大学教授


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