J D N トップ
 ギャラリー
 ウェブスカイドア 現代篇
 



1987
  東京芸術大学美術学部彫刻科卒業
1989
  ペンシルベニア大学大学院修士課程修了MFA修得


[ 主な個展 ]
1989
  なびす画廊/東京
1991
  ギャラリーなつか/東京
コムデギャルソンの家具とのコラボレーション/東京
府中グリーンプラザ/東京
1992
  Gallery ART SPACE/東京
ギャラリーフレスカ/東京
1993
  プラスマイナスギャラリー/東京
JAL Gallery/ニューヨーク・U.S.A.
1994
  スカイドアアートプレイス青山/東京
1995
  HLW Gallery/ニューヨーク・U.S.A.
養清堂画廊/東京
1996
  横浜ランドマークプラザウインドーアート/神奈川
Gallery ART SPACE/東京
1997
  木ノ葉画廊/東京
養清堂画廊/東京
「クリテリオム29」 水戸芸術館現代美術ギャラリー/茨城
1998
  横浜ペイホール/神奈川
麻布MISSION/東京
New York Grill, PARK HYATT TOKYO/東京
1999
  成羽町美術館/岡山
西神田二丁目複合施設アート計画“コスモス館”/東京
GALERIA 56/ブダペスト・ハンガリー
スカイドアアートプレイス書山/東京
Tikotin Museum/ハイファ・イスラエル
2000
  現代美術製作所/東京
ギャラリーなつか/東京
養清堂画廊/東京
2001
  OPAL Gallery/テルアビブ・イスラエル
Gallery ART SPACE/東京
2002
  ギャラリーなつか/東京


[ 主なグループ展 ]
1987
  Vermont Studio Center アーティストサマーセッション参加・作品展/バーモント・U.S.A.
1989
  Tremellen Gallery/ランカスター・U.S.A.
1992
  「魔女達の舞踏会」 すみだリバーサイドホールギャラリー/東京
1993
  Paul Stuartとのコラボレーション/ニューヨーク・U.S.A.
1994
  「Conversation Pieces」 Madelyn Jordon Gallery/ニューヨーク・U.S.A.
「Small Size Collection」 ギャラリーなつかb.p./東京
1995
  「第24回現代日本美術展」<入選> 東京都美術館/東京、京都市美術館/京都
「現代・こころ・みる展」SAM MUSEUM/大阪
「Small Size Collection」ギャラリーなつかb.p./東京
1996
  「Izumiwaku Project 1996」学校アーツセンター構想展」杉並区立和泉中学校/東京
「ゆたか ─ あなたも幸せになりたいでしょう」 徳島県立近代美術館/徳島
1997
  「神奈川アートアニュアル'97」 神奈川県民ホールギャラリー/神奈川
「山本耀司とのイマジネーション共有作品制作、Wネーム出展 #1」
“Creative Time Fashion Project 1997” Brooklyn Bridge Anchorage/ニューヨーク・U.S.A.
“Japonism in Fashion” Brooklyn Museum/ニューヨーク・U.S.A.
1998
  「3 Dimensional Art Directors & Illustrators Awards Show」<銀賞>/ニューヨーク・U.S.A.
「Sculpture Architecture & Space」Kajima彫刻コンクール<入選>/東京
「フィリップモリスアートアワード1998」/東京
「現代日本具象彫刻展」千葉県立美術館/千葉
「山本耀司とのイマジネーション共有作品制作、Wネーム出展 #2」
“Pitty Immagine UOMO VOGUE”/フィレンツェ・イタリア
“Soho Down Town Art Festival”/ニューヨーク・U.S.A.
“YOHJI YAMAMOTO Shop Display”/ロンドン・イギリス、バリ・フランス、南書山、札幌、大阪、名古屋
「Small Sizw Collection」ギャラリーなつかb.p./東京
1999
  「空想と創造展 自己と他者」文化フォーラム書日井・ギャラリー/愛知
「Visual Collaboration YUKO HISHIYAMA X DRAGON ASH」PIVOT/札幌
「Small Sizw Collection」ギャラリーなつかb.p./東京
2000
  「アートコミュニケーション かりんの里いきいき・わくわく展」
ケアハウス・リバーサイドみさと/新潟
2001
  「LIVE ART/ATELIER Ketchup Company」PROMO - ARTE/東京
「光とその表現」練馬区立美術館/東京
「BEST12」現代美術製作所/東京
2002
  「BABEL 2002:RACE - FACE」韓国国立現代美術館/ソウル・韓国
「今、ここにある風景=コレクション+アーティスト+あなた」静岡県立美術館/静岡


[ パブリックコレクション ]
Brooklyn Museum(山本耀司とのイマジネーション共有作品)/ニューヨーク・U.S.A.
Tikotin Museum/ハイファ・イスラエル
コスモス館/東京
大田文化の森/東京

秘密の話
1999

秘密の話(部分)
1999

大きな樹
1999

天使のつもり
1999

コロイド粒子の夢
1994

水草
1997

B.B.
2001

夢想人
1994
ユーモアと恐怖

菱山裕子がテレビに出ていた。たけしの番組だった。いつもとかわりがなく、飄々としていた。作者以上にデンとしていたのが、彼女が作るアルミメッシュの人物像だった。1990年代のはじめ、菱山の発表は活発になってきて、その人物像や犬といった作品は、ブッティックなどにも置かれ、人の視線を引き付けていきた。かつてニューヨーク郊外に暮していた彼女に、黒人のイメージかと聞いたところ、そうではないとのこと。ちょっと太って、顔は下膨れの男性像は何かをモデルにしたわけでなく、彼女が素材を粘土をこねるようにしているうちに出てきたイメージである。ほぼ等身大の人物像は着衣のときもあれば裸のときもある。彼らは照明によって、表情をかえる。微笑み、語りかけ、ときに悲しそうでもある。
アルミメッシュという素材は光に敏感で、微妙な雰囲気を醸し出す。金属の持つ硬派な面と皮膚のように弾力性ももっている。そして、菱山によって人間や犬の形、肉付けをもってくるとその丸みを帯びた形態からは、あるオーラが発せられている。それは夢へ誘う光をもっている。どんな夢かというと、菱山が作る人物像の世界に行けば、のんびりと安らぎが得られそう、そんな夢を暗示させる。しかし、そこは行ってしまえば二度と帰って来れないところなのだ。竜宮城や蓬莱山などの話を連想させもする。菱山の人物像は私たちの現実界とどこかを繋ぐ、地蔵様のように立っているのだ。
ユーモアの中に潜んでいる人を引きずり込むような恐さ、この二重性を菱山の作品はいつももっている。それは作者の微笑みにも通じているようにも見えてくる。

〜 三上豊/和光大学教授

Copyright(C)2002 Japan Design Net
All Rights Reserved.
全ての内容について、一切の転載・改変を禁じます。
本サイトに関するお問い合わせは、ジャパンデザインネット事務局 info@japandesign.ne.jpまで